「鼻毛を抜く」と聞くと、手で抜くかピンセットで抜くかをイメージされる方がほとんどだと思います。
でも、実は、手軽なものから本格的な永久脱毛まで、さまざまです。
ここでは4種類の鼻毛脱毛の方法をまとめてみました。

鼻毛脱毛の方法①ピンセット(毛抜き)

ピンセットで、鼻毛を1本1本掴んで引き抜く方法です。
とても痛いうえ、炎症も起こりやすい方法なのでおすすめはしませんが、鼻毛脱毛の中では最も低コストな脱毛方法です。
痛みを和らげる抜き方としては、なるべく根元に近い部分を掴み、毛流れに沿って、毛の生えている方向に引き抜くことがポイントです。
また、お風呂上がりで毛穴が開いた状態のときに抜くと、毛が抜けやすくなり痛みが少しマシになります。処理前に蒸しタオルを鼻に当てることでも毛穴を開くことができます。
ピンセットの太さや先端の形状には色々な種類があるので、鼻毛を掴みやすく、鼻の粘膜を傷付けにくいものを探しましょう。

鼻毛脱毛の方法②ワックス脱毛

ワックス脱毛は、ムダ毛の部分に脱毛用ワックスを塗布し、ワックスと一緒にムダ毛を毛根から引きはがす脱毛方法です。アンダーヘアのワックス脱毛「ブラジリアンワックス脱毛」が有名ですが、全身ワックス脱毛で処理することができます。
ワックス脱毛サロンでの施術と、市販のワックスを使って自分で行うセルフワックス脱毛とがあります。
鼻毛ワックス脱毛の場合は、温めたワックスをスティックに絡め取って鼻に差し込み、ワックスが固まったら一気に引っこ抜いて脱毛をします。

なお、ワックス脱毛は永久脱毛ではありません。 ピンセットで抜く場合と同様、10日ほどで生えはじめ、3週間〜1ヶ月経過すればある程度の長さまで伸びますので、だいたい月1回のお手入れが必要になります。

一度に大量の鼻毛を抜くので、「すごく痛そう…」と想像しますが、ピンセットのピンポイントで抜くときのような“痛さ”はほとんどなく、ドンッと“衝撃を感じる”というのが正しい表現かもしれません。 また、回数を重ねることで毛が細く柔らかくなるので、だんだんとその衝撃も和らいでいきます。

鼻毛脱毛の方法③医療レーザー脱毛

レーザー脱毛は、鼻の中に脱毛器を挿入し、光を当てて毛根を焼く、永久脱毛の方法です。 5回ほど通えば、鼻毛が生えなくなるのでとても魅力的です。
ただ、現状、鼻毛脱毛を受けられるところはほとんどありません。
粘膜でできた鼻の中はとてもデリケートで、施術も難しいので、脱毛サロンではやっておらず、限られた医療機関(皮膚科クリニックなど)のみで受けられることができます。 そのため、予約を取るのが困難な場合が多いです。
医師による正しい施術を受ければ、痛みはほとんどありません(通常の脱毛と同じレベル)。

鼻毛脱毛の方法④ニードル脱毛(針脱毛)

ニードル脱毛は、毛穴に針を刺して微弱電流を流し、1本1本毛根を破壊して脱毛する方法です。毛根を破壊するので、太い毛も産毛も確実に永久脱毛することが可能です。
なお、ニードル脱毛は医療行為なので、美容クリニックでしか受けることができません
美容クリニックを選ぶ際でも、暗い鼻の中のニードル脱毛となれば高い技術が必要になるので、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。
針を刺すので痛みが強く、炎症も起こりやすいので、最初からニードル脱毛を選ぶのではなく、他の脱毛方法を試した人が、どこか不満があって最終的にニードル脱毛をする、というケースが一般的です。