鼻毛処理に便利な鼻毛カッター。
鼻毛カット用ハサミやピンセットに比べてお値段が張る分、商品を選ぶ際には失敗を避けたいもの。
でも、家電量販店に行ってみても本当に種類が多く、どれを選べば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
特に、ヒゲ剃りを使わない女性にとっては余計に難しいかもしれませんね。

当記事では、自分に合った鼻毛カッターを選ぶためにチェックしたい、鼻毛カッター選びのポイントをお伝えします。

鼻毛カッター選びのポイント① 丸洗いができるか

鼻の中は粘膜でできており、とてもデリケートです。また、鼻の奥は気管支へとつながっているため、万が一呼吸などでウイルスや毛くず、ゴミなどを吸い込んでしまった場合、思わぬトラブルにつながってしまう危険性もあります。
そのため、鼻毛カッターに限ったことではないですが、鼻の中に入れるものは常に衛生的に保っておくことが大切です。
鼻毛カッターを選ぶ際には、パーツが外しやすかったり、水洗いできたりと、メンテナンスしやすいものを選ぶようにしましょう
なお、「防水」とかかれた商品でも、部分的に洗浄が可能なものもあれば、本体を丸洗いできるものもありますので、注意して選んでくださいね。

鼻毛カッター選びのポイント② 安全に使えるか

鼻毛カッターは鼻の中に差し込むので、当然、鼻の中が見えない状態で、感覚的に鼻毛を処理することになります。そのため、しっかりとカットできることはもちろん、刃先の安全な商品を選びたいですよね。
各大手メーカーからは、皮膚に刃が当たらない設計のものや刃の小さいものなど、安全に配慮した商品がラインナップされています。
ただし、使いやすい刃の角度や形状、本体サイズなどは、使う人の鼻の大きさや手の大きさによっても異なるので、なるべくなら店頭で実物を見比べて選ぶようにしましょう

鼻毛カッター選びのポイント③ 持ち運べるか

鼻毛カッターの本体サイズには、細いもの・小型のものもあれば、太いもの・大きいものもあります
一般的には、鼻毛カッターと聞くと、黒色でゴツゴツした男性向け商品のようなのイメージをされるかと思います。しかし、最近は化粧ポーチに収まる細身のサイズで、ピンクやゴールドカラーなどの女性向けの商品もたくさん展開されています。
ちなみに、女性向けの鼻毛カッターは「エチケットカッター」という商品名で販売されていることが多いです。

本体が太めのものの方が、手に持ったときに安定感はありますが、営業職の方や接客業の方など、外出先で使いたい場合には、小型の商品が便利です。
いつ、どこで使うか、ご自分の用途に応じて最適なものを選んでくださいね。

鼻毛カッター選びのポイント④ 電動にするか、手動にするか

鼻毛カッターには電動のものと手動のものがあります
それぞれにメリット・デメリットがあるので、どんな面を重視するのかによって、ご自分の利用シーンに適したものを選びましょう。

鼻毛カッター 手動タイプ

[メリット]
・電池切れをすることがないので、使いたいときにすぐ使える。
・鼻毛処理する際に音がしないので、人に隠れてこっそり処理したいときに便利。
・電気を使わないので丸洗いが可能。
・本体の見た目が鼻毛カッターらしくない。
・電動と異なり、普通に使っていれば故障することがない。

[デメリット]
・慣れるまで難しい。
・切った鼻毛のカスが周囲に散る。
・電動タイプと比べて鼻毛処理に時間がかかる。

鼻毛カッター 電動タイプ(乾電池式・充電式)

[メリット]
・スイッチ入れるだけで手軽に使える。
・鼻毛の手入れにかかる時間が短くて済む。
・「毛くず吸引機能」を搭載している商品も多く、周囲に毛が散らない。

[デメリット]
・使いたいときに電池が切れていることがある。
・防水のものでも、やはり丸洗いするのは恐い。
・機械なので、手動のものに比べて故障が起こりやすい。

鼻毛カッター選びのポイント⑤ 鼻毛カッター以外の機能は必要か

数ある鼻毛カッターの中でも、特に「エチケットカッター」という名のついた商品には、アタッチメントを付け替えることで鼻毛以外のムダ毛のお手入れにも使えるものがあります。
例えば、男性用であれば眉毛やヒゲ、耳毛の処理ができる商品、女性用であれば眉毛や顔のウブ毛、さらにはワキの毛や全身のムダ毛処理に使える商品などです。
1台あればマルチに使えるので、鼻毛のカットをしたついでに眉毛も軽く整えておく、という感じで便利に使えます。
鼻毛以外にも気になる毛がある方には、そのような複数の機能がついた鼻毛カッターを選ばれるのも良いかもしれません。

鼻毛カッターの選び方 まとめ

ここまでご紹介したように、ひと口に「鼻毛カッター」と言っても、その種類はさまざまです。
鼻毛カッター選びでは、まずは「衛生的に保てること」と「安全に使えること」を重視し、その次の段階として、「自分がいつ・どんな場面で鼻毛のお手入れをするか」を考え、自分にぴったりと合うものを選ぶのが良いでしょう。